当工房でも今年の秋から「革」を使ったバッグ
ところで、「革」を使った商品については皆さんもいろいろとイメージできるかと思いますが、ここでは革製品だけではなく、「革」素材について、いろいろと調べて連載していきたいと思います。
−原皮から革へ Part 1−
原皮である皮(牛)のほとんどは、海外からの輸入に頼っています。国内牛の場合、もともとの数が少ないというのが理由のようですが、飼育方法などの違いからも欧米牛が「革」に適しているともいわれています。
海外から塩漬けなって運ばれてきた皮は、水洗いし汚れや塩を除き水分を補い、皮の裏側についた脂肪や肉片を取り除きます。
さらに、石灰と硫化ソーダの液に浸けて毛や脂質、タンパク質などを取り除きます。
これを繰り返したのち、皮を柔らかくする酵素を加え、クロムなめし剤がしみこみやすい
ように、酸に漬けて皮を酸性にします。
※クロムなめし剤を作用させて、「皮」を耐久力のある「革」に変えます。
ポイント
なめしとは・・・
生の状態の「皮」を腐らなくすることを「なめし」といい、なめし方の違いで革の質感を変えます。古くは動物などの脂を擦り付けたり、いぶしたりしてなめし、腐敗を止めてとも言われております。
クロムなめし
現在もっとも一般的ななめし方法で、軽くて、柔らかく耐久性が高いのが特徴。
タンニンなめし
植物に含まれるいわいる「渋」成分がタンニンで、この中のポリフェノールが皮のコラーゲンタンパク質のアミノ基と結合しなめされる。伸縮性が少ないため、型崩れしにくいのが特徴。
硬くて丈夫だが、なめすのに時間がかかる。
その後、革に含まれた水分を除き、厚さをそろえ、硬さや風合いなどの性質を調整するため、いろいろな方法でもう一度なめします。
染料や油がしみこみやすいように、革の中の酸を中和します。いろいろな色に染め、同時に革を柔らかくするための油を加えて乾かします。さらに、機械で革をもんで柔らかくします。
仕上げは、革が縮まないように、ピンと張って平らにして乾かします。
ん〜〜深い。。。














